2019-05-15 益体(やくたい)とは? 小説に出てきた難しい言葉 小説に出てきた難しい言葉 意味は? [名・形動] 1 《「益体無し」の略》役に立たないこと。また、そのさま。 「ええ―なと我慢の暴風 (あらし) で吹き払って」〈露伴・辻浄瑠璃〉 2 役に立つこと。また、しまりのあること。きちんと整っていること。 「荷を締めるやら、何やら、―のあることか」〈浄・会稽山〉 「ふん。今の時間帯で浦和西署から来ればもう少し早く到着したはずだ。どうせ向こうで益体もない聞き込みで時間を浪費したに違いあるまい」 中山七里さんのヒポクラテスの憂鬱より