披瀝(ひれき)とは？ 小説に出てきた難しい言葉

意味は？　

［名］(スル)心の中を包み隠さずに打ち明けること。「本心を披瀝する」

　国見は、再度、力を貸してほしいと率直に迫った。恩地は、社員と対等の立場になって、真情を披瀝(ひれき)する経営者の姿に、はじめて接した。

山崎豊子さんの沈まぬ太陽

会長室篇　上より

　約束の固いパイロット仲間の心情を披瀝(ひれき)した。

山崎豊子さんの

沈まぬ太陽　アフリカ篇　下より

　「……　あらゆる障害を乗り越え、国民航空に働く者すべての幸せを達成する不退転の決意を、ここに披瀝(ひれき)し、委員長の挨拶とします」

山崎豊子さんの

沈まぬ太陽　アフリカ篇　下より