ワーキング・ホリデー 坂木司 おすすめ小説
おすすめ度 3.8
感動する ☆☆☆
笑える ☆☆☆
スリル
ほっこり ☆☆☆☆
ビックリ ☆
先が気になる ☆☆☆
ためになる ☆☆
心に残る ☆☆☆
切ない ☆
怖い
重い
すいすい読める ☆☆☆☆
あらすじ
元ヤンでホストの沖田大和のもとに、「はじめまして、お父さん」と言って現れたのは、しっかり者の小学生の進。母親は別れてしまった神保由希子だった。大和の知らない間に由希子は自分の子供を産んでいた。
突然現れた息子と夏休みの間だけ一緒に暮らすことになった大和はホストを辞めて、宅配便のドライバーとして働くことになるが、慣れない仕事に戸惑い、急に現れた我が子に戸惑いながら毎日を過ごす。
最初はぎこちなかった父と子の関係が少しずつ変化する。父としての自覚が出てきた大和。息子の進を愛していると気づいた頃に夏は終わろうとしていた。
おすすめポイント
やんちゃな大和としっかり者の進、大人と子供が反対のような二人のかけあいは微笑ましくて笑えます。そして胸が熱くなります。
最初は進のことを生意気なガキだと思っていた大和だが、一緒に暮らしているうちに我が子への愛情がめばえてくるのが感じられ親子の愛情に胸が熱くなります。夏休みが終わりに近づき、二人が離ればなれになる日が近づくとせつなくなります。
読了後は我が子を抱きしめたくなりました。