人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

閉鎖病棟 帚木蓬生 おすすめ小説

 

おすすめ度 3.6

感動する   ☆☆☆

笑える    

スリル    ☆☆

ビックリ   ☆☆

先が気になる ☆☆

ほのぼの   

ためになる  ☆☆

心に残る   ☆☆☆☆

切ない    ☆☆☆☆

怖い     ☆☆☆

重い     ☆☆☆☆☆

すいすい読める ☆

 

前半は重苦しくて進まなかったけど、後半になって一気に進んだ。

特に殺人事件以降は進んだ。そして、最後に感動しました。

チュウさんの退院を拒否する妹夫婦にイラついた。
映画では秀丸笑福亭鶴瓶さん、チュウさんを綾野剛さんが演じていると知って映画でも見てみたい作品です。

 

精神科病棟に入院する患者たちの過去と現在の物語。

前半は、入院患者たちそれぞれの過去の暗い出来事で構成されていて、重くて暗い展開で、なかなか読み進みませんでした。

 

中盤は、入院患者たちが、重い過去を引きずりながらも、患者たち同士仲良く協力して、明るく生きようとする姿が描かれる。

 

後半には、殺人事件が起こる。ストーリーが一気に動く。車イス患者の秀丸が、元ヤクザの入院患者を殺害してしまう。

 

秀丸の犯行動機は何だったのか? それを知るチュウさんは裁判所に証人として呼び出され秀丸に再会する。感動のシーンです。