人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

ほっそりとした首筋から豊満な胸、くびれて締まった腰、長い脚

「もう出るわ、そこのバスロープをとって」

 扉のフックにかけてある、小花模様のバスロープを指して、たち上がった。ほっそりとした首筋から豊満な胸、くびれて締まった腰、長い脚ー、ピンク色に染まった亜紀子の体に、行天は昴りを覚えたが、亜紀子は渡されたバスロープをさっとまとった。

「ブランディはいつものワゴン、冷蔵庫に今度のフライトで買って来たカスピ海産のキャビアが入ってるわ」

 濡れた髪をタオルで拭きながら、三面鏡のある寝室へ入って行った。

山崎豊子さんの沈まぬ太陽

会長室篇 上より

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