人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

おすすめ小説 朝井リョウさんの世にも奇妙な君物語

 

おすすめ度 3.5

感動する   ☆☆

笑える    ☆

スリル    ☆

ほっこり   ☆

ビックリ   ☆☆☆

先が気になる ☆☆☆☆

ほのぼの   ☆☆

ためになる  ☆

心に残る   ☆☆

切ない    ☆

怖い     ☆☆

重い     ☆

すいすい読める ☆☆☆☆

短編五篇。面白いのもあったが、正直、首をかしげてしまうのもあった。
すごく宣伝していたので期待して読んだ。『立て 金次郎』がよかった。オチが凄いときいていたので、心の準備しすぎたのか、オチでは驚けなかった。すっと入ってくる文章で読みやすかった。

 

 

第一話 シェアハウさない

フリーライターの浩子はシェアハウスの記事を書く仕事が取れた。

浩子は居酒屋で飲み過ぎた時に介抱してくれた見知らぬ女性が偶然シェアハウスに住んでいた。浩子はこの女性から取材することにしたのだが、少しおかしなことに気付く。

 

第二話 リア充裁判

コミュニケーション能力を裁判するリア充裁判。SNSやコンパなどを活発にやっている人がコミュニケーション能力がある人だと審判される。 本当にそれがコミュニケーションなのか?

 

第三話 立て! 金次郎

幼稚園で働く金山孝次郎は子どものためにと一生懸命だ。しかし、他の先生たちは親からのクレームに気を遣い、親の機嫌を損ねないことばかり考えている。以前、本を読みながら歩くのは危険だというクレームのために二宮金次郎の像までもが、今では座って本を読んでいる。

 

13.5文字しか集中して読めな

十三・五文字のタイトルでニュースを伝える会社【サーフィンNEWS】で働く香織。

インパクトある見出しと長い文章を読まなくなったネットユーザーが増えたことで、アクセス数は増えていた。

しかし、三行に要約し、インパクトを与えようとすると誤解を招くことも多いとクレームがある。

それでも香織は、この手法は間違いないと強気を通すのだが……。

 

脇役バトルロワイヤル

俳優の淳平は主役の座を勝ち取ろうとオーディションの最終選考会場にきていた。

淳平以外に五人の俳優がいたが、年齢も性別もバラバラだった。その上、淳平を含めて全員主役をするタイプではなく脇役の俳優ばかりだった。

そして不思議な選考会がはじまる。