人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

2020-06-29から1日間の記事一覧

小説に出てきた名言 小川糸さんのつるかめ助産院より

つるかめ助産院 (集英社文庫) 作者:小川糸 集英社 Amazon 「まりあちゃん、そんなにおっかない顔して料理しないの」 包丁で人参を刻んでいると、さっそく、先生から厳しいヤジが飛んできた。 「料理が、まずくなっちゃうさ。ごはんを作る時はね、常に笑顔で…

パクチー嬢の瞳は、いつ見ても本当に曇りがなくて、一番星のようだ

楽しかった時を思い出して瞳の表現 その時の様子を思い出したのか、パクチー嬢が目を輝かせる。パクチー嬢の瞳は、いつ見ても本当に曇りがなくて、一番星のようだ。 小川糸さんのつるかめ助産院より

疲れ切った心にふわりと毛布がかけられるような、深い眠り

「ありがとう」 私の声が、寝言のようにかすかに響く。やがて、疲れ切った心にふわりと毛布がかけられるような、深い眠りが訪れた。 小川糸さんのつるかめ助産院より

あっという間に瞳の表面が涙でいっぱいになった

じわじわと涙がでる表現 「マリリーン、お誕生日おめでとう」 歌が終わり、いくつもの声が重なる。 「ありがとう」 そう言ったら、あっという間に瞳の表面が涙でいっぱいになった。 小川糸さんのつるかめ助産院より

クリームからはほんのりと黒糖とチョコレートの味がして、舌の上でとろけるようだ

美味しそうなケーキの表現 島に来て以来初めて食べるちゃんとしたケーキに、思わす心がぴょんぴょんと飛び跳ねそうだった。ワクワクしながらフォークで切り取り口に含むと、クリームからはほんのりと黒糖とチョコレートの味がして、舌の上でとろけるようだ。…

溶岩のような怒りが込み上げ、私の体を突き抜いた

怒りが膨らんでいく表現 話しているうちに、溶岩のような怒りが込み上げ、私の体を突き抜いた。今まで、こんなにも巨大な感情を、心のどこに閉じ込めて生きてきたのだろう。怒りがぐんぐんと膨張した。 小川糸さんのつるかめ助産院より

今日の月は、笑っている。にっこりと。ハンモック見たいに口を左右に大きく広げて

三日月の表現 空は、もう暮れ始めている。先生の右肩の上に、白い月が見えた。 今日の月は、笑っている。にっこりと。ハンモック見たいに口を左右に大きく広げて。私には、両方のほっぺにくっきりできた、えくぼの形までが目に浮かぶようだった。 小川糸さん…