おすすめ度 3.6
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すいすい読める ☆☆☆
あらすじ
更紗と文の関係は周りから見ると女児誘拐事件の加害者と被害者の関係だ。
しかし、文が更紗を誘拐したわけではなかった。
更紗は文と一緒にいるのが好きだった。
十五年後に二人は再会するが、世間の目は十五年前の女児誘拐事件の加害者と被害者としか見てくれない。
更紗は、周囲の善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれないが、それでま文のそばにいたいと思う。
新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。本屋大賞受賞作。
かんそう
好き嫌いがある作品かなと思います。
重たい内容ですが、なぜかすいすいと読める。