人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

小説に出てきた難しい言葉

垂涎(すいぜん)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより 1 食べたくてよだれを垂らすこと。 2 ある物を手に入れたいと熱望すること。「垂涎の的」 有吉至宝の十点はまちがいなく立野には垂涎のものばかりである。 原田マハさんの異邦人(いりびと)より 刑事課長はバーバリーのトレンチコ…

嗜虐(しぎゃく)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? 人や動物に対して苦痛を与えることを好むこと。むごたらしい行為を好む性癖。「―性」 判決文は被告人の許に届けられる。死刑囚にとって、それは人生最期の評価書でもある。善行と悪行、慈悲と嗜虐、正と邪それぞれの決算報告といっても過言ではない…

酒脱(しゅだつ)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? goo辞書より [名・形動]俗気がなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。「―な人柄」「軽妙―」 [派生]しゃだつさ[名] 生命が脅かさせる局面になると、人は仮面をかなぐり捨てて本性を現す。しかし、そんな局面におい…

遮二無二(しゃにむに)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? goo辞書 一つのことをがむしゃらにすること。むやみに。また、やたらと。むしょうに。 ▽「遮二」は二を断ち切る意。「無二」は二がない意で、前後の見通しも考えないで行うこと。 また、当て字とする説もある。 何も分からない時は、目の前にある手…

獅子身中(しししんちゅう)の虫とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? goo辞書より 《獅子の体内に寄生して、ついには獅子を死に至らせる虫の意》 1 仏徒でありながら、仏法に害をなす者。 2 組織などの内部にいながら害をなす者や、恩をあだで返す者。 息を殺して監察課の動きを窺い、満足する結果が得られないとな…

執心(しょうしん)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? goo辞書より 1 ある物事に心を引かれて、それにこだわること。また、その心。執着。「金に執心する」 2 (多く「御執心」の形で)異性などに深く思いをかけることをひやかしの意をこめていう語。「ひどく彼女に御執心だ」 雛人形を連想させるあっ…

馴致(じゅんち)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? goo辞書より [名](スル)なれさせること。なじませること。また、徐々にある状態になっていくこと。 「悲しみを―して思想の一組織を得た」〈小林秀雄・無常といふ事〉 世の中が豊かになるにつれて、環境に馴致されてしまったのであろう。 浅田次郎…

秋波を送るとは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? goo辞書より 1 異性の関心をひこうとして色目を使う。「向かい側の男性に―・る」 2 自分の利益のために相手の関心をひこうとする。「大国に―・る」 投票権を失った死者に秋波を送る政治家などいて堪(たま)るものか。 中山七里さんのヒポクラテス…

尻馬(しりうま)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? goo辞書より 1 他の人が乗っている馬の後ろ。また、前を行く馬の後ろ。 2 人の言動に便乗して事を行うこと。「尻馬に付く」 「脱げと言ってるわけじゃあるまいしジャージくらいでケチるな」 言い放つとスズが「オジサン!」と悲鳴を上げた。「引…

愁眉(しゅうび)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? goo辞書より 心配がなくなって、ほっとした顔つきになる。「無事下山の報に―・く」 看護婦は。やったというふうに愁眉(しゅうび)を開いた。 浅田次郎さんの日輪の遺産より いかにも愁眉(しゅうび)を開く という感じで男は微笑み、「じゃあ」 と親し…

シニカルとは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより 冷笑的であるさま。皮肉であるさま。シニック。 「 -な笑いを浮かべる」 韮沢のシニカルで醒めた態度が象徴するように、公開捜査のホームグラウンドとしてきたこの番組でも、巻島の扱われ方は問題人物へのそれへと変わってきていた…

揣摩憶測(しまおくそく)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより [名](スル)自分だけの判断で物事の状態や他人の心中などを推量すること。当て推量。 「恐らくは―に過ぎないであろう」〈谷崎・春琴抄〉 児玉は[ニュースライブ]などから乱れ飛ぶ揣摩憶測についてのコメントを巻島に求めたかったの…

秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? 《秋の厳しい霜と夏の烈(はげ)しい日の意から》 1 刑罰・権威・志操などが厳しくおごそかであることのたとえ。「秋霜烈日の裁定」 2 検察官記章の通称。また、そのデザイン。太陽の四方を菊の白い花弁と金色の葉が取り巻くもので、これを烈日と霜…

揣摩臆測(しまおくそく)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより 根拠もなくあれこれおしはかって勝手に想像すること。当て推量。 「相手の出方を-する」 そこで率直にお聞きしますが『会長室』について揣摩臆測がとび、国民航空のシャドウ・キャビネットなどといく声も耳に入って参りますが、会…

昵懇(じっこん)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより [名・形動]《「昵」は、なれしたしむ意》親しく打ち解けてつきあうこと。また、そのさま。懇意。「昵懇な(の)間柄」「昵懇にしている家」 「そういえば君が昵懇(じっこん)している高円寺という女性は、その後どうしている」 中…

妾宅(しょうたく)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより 妾(めかけ)を住まわせるための家。 役員の中には自分付きの車の運転手に対して、公私のけじめをおろそかにし、妾宅で深夜まて平気で待たせておく人がいるやに聞いています 山崎豊子さんの沈まぬ太陽より

峻拒(しゅんきょ)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより [名](スル)きっぱりと拒むこと。厳しい態度で断ること。「立候補の要請を峻拒された」 彼女は決して、子供の死を、夫のせいにしているわけではなかった。寧ろ自責の念に苦しみ続けていたが、夫という人間と、今後も一緒に生きてい…

枝葉末節(しようまつせつ)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより 中心から外れた事柄。 本質的でない、取るに足りない事柄。 「枝葉末節にとらわれて大局を見失う」 俺には篠川さんがこだわっている理由が分からなかった。彼女が言っているのは枝葉末節のことにしか思えない。 三上延さんのビブリ…

邪推(じゃすい)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより [名](スル)他人の心意を悪く推量すること。ひがんで、自分に悪意をもっていると疑ってかかること。「妻の行動を邪推する」 首尾は上々と言いたげな明るい顔をしているのは、いささか意外の感があった。 とはいっても、特にそれを…

斟酌(しんしゃく)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? ①相手の事情・心情などをくみとること。 「相手の立場を-して裁定を下す」 ②手加減すること。手ごころ。 「採点に-を加える」 ③条件などを考え合わせて、適当に取捨選択すること。 「虚心にこれを-商量すべきことなり/西国立志編 正直」 ④遠慮…

首肯(しゅこう)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? 肯定の意味でうなずくこと。 「 -しがたい説」 三つ子の魂百までじゃないが、過去に引き摺られる人間はあんたが考えているよりずっと多い。安っぽいドラマと言われたら首肯せざるを得ないが、大抵の人間は過去の出来事から脱却することができない…

篠突く(しのつく)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? ① 篠を突き立てるように、大粒の雨が激しい勢いで降るさまをたとえていう語。 ※太平記(14C後)三「降る雨更に篠(シノ)を衝(ツク)が如し」 ② 矢が篠を束ねたように何本もつきささって立っているさまをたとえていう語。 そろそろ日付の変わる時刻…

如才(じょさい)ないとは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? 気がきいて人をそらさない。行き届いていて愛想がよい。如才が無い。 「 - ・く立ちまわる」 「 - ・くその場をとりつくろう」 順序からすると次は、街頭の客引きかボッタクリ・バーのマネージャーということになるが、さてどうしたものだろう。…

歯牙(しが)にもかけないとは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? 問題にしない。無視して相手にしない。「世間のうわさなんか―◦ない」 「このまま出国されたら、要らぬ疑念を抱かせることにもなりかねませんよ」 藤堂の背中から葛城が口を添えるが、ラウル大佐は歯牙にもかけようとしない。 中山七里さんの静おば…

三寒四温(さんかんしおん)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? 冬季に寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かいということ。また、気候がだんだん暖かくなる意にも用いる。 四月の初めまでぐずぐずとみぞれまじりの空模様が続いたが、ときおり正気に戻ったかのように、明るい日差しが空いっぱいに満…

差配(さはい)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより [名](スル) 1 とりあつかうこと。世話をすること。また、指図すること。 2 手分けして事務をとりあつかうこと。 3 所有主の代わりに貸地・貸家などの管理をすること。また、その人。「差配人」 もしそれが避けられない場合には…

讒訴(ざんそ)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? コトバンクより [名](スル) 1 他人をおとしいれようとして、事実を曲げて言いつけること。「上司に讒訴する」 2 陰で人の悪口を言うこと。陰口。 「私の杞憂ならよろしいのですが、考え方が生真面目すぎて、政治的配慮と申しますか、柔軟性に欠…

些事(さじ)とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? 取るに足らないつまらないこと。ささいなこと。 「お前とおれはそりが合わんようだが、そんなことは」些事だ。そりが合わないからおれを信じない、という子供じみた道理は捨てることだ」 沢木冬吾さんの約束の森より

紅毛碧眼(こうもうへきがん)とは? 小説に出てきた難しく言葉

意味は? 赤い髪の毛、青い眼の人の意で、西洋人を指す。▽「紅毛」は江戸時代、オランダ人についての呼称。ポルトガル人やスペイン人を南蛮人と呼んだのに対する呼称。のち、一般に西洋人を指すようになった。「碧」はみどり・あお・あおみどり色のこと。西…

酷薄とは? 小説に出てきた難しい言葉

意味は? goo辞書より [名・形動]残酷で薄情なこと。また、そのさま。「―な高利貸し」 勝田さん、と矢場は酷薄な目つきで睨みつけてきた。 東野圭吾さんの禁断の魔術より