人生も後半戦! これから先も楽しもう!

人生も後半戦になったら、これまでの生き方に後悔することもあります。しかし、後悔しても仕方ない。この先楽しく生きるためにいろんなことに挑戦

半沢直樹 アルルカンと道化師 池井戸潤おすすめ小説

おすすめ度 3.8

相変わらず、読み出したら止まらなくなる半沢直樹シリーズ!

東京中央銀行大阪西支店の取引先である老舗美術出版社の仙波工藝社の買収案件を、自分たちの利益のためだけに無理にでも進めようとする宝田たちと仙波工藝社の社長の仙波友之の意向を優先し買収されるより融資できるように進める半沢直樹。

宝田と半沢のバトルは読みごたえ充分。宝田に圧され気味の半沢だったが、半沢の逆襲が始まる。

仙波工藝社を買収しようとしたのは新進IT企業ジャッカル。

なぜIT企業が美術出版社を買収するのか。ジャッカル社長田沼時矢が世界的に有名な絵画コレクターであったことから、美術に関連した買収話であるとも思われたが、そこには、宝田のある思惑があった。

今回の不審な美術出版社の買収話の秘密は、今は亡きモダンアート界の寵児・仁科譲の代表的なモチーフ「アルルカンとピエロ」が握っていた。