2022-01-12 かすみがかった空中にふっつりと消えるように見えた 風景の表現、描写を小説から学ぶ バスが去っていった道は、ずっと向こうの方で緩やかにカーブして、かすみがかった空中にふっつりと消えるように見えた。道路か丸く膨らんでいるところが海に向かって少しせり出し、小さな崖のようになっている。その崖っぷちに小屋が立っている。 原田マハさんのまぐだら屋のマリアより