おすすめ度 3.3
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あらすじ
普通とは何か、なぜ普通でないといけないのか、
それを問う、155回芥川賞受賞作品
36際で未婚、男性経験無し。コンビニバイト歴18年の古倉恵子は、子供の頃から他人とのコミュニケーションが苦手で他人とはずれた「変わった人間」として周りの人から見られていた。
コンビニでマニュアル通りに働いていれば、有能な店員として評価され、「普通の人間」になれる。
それに気づいた恵子は「コンビニ人間」として18年間生きてきた。
ある日、婚活目的の白羽という男性がコンビニにバイトにやってきて、恵子の生き方を否定する。
おすすめポイント
普通とは何か? なぜ普通でないといけないのか、を考えさせられる作品でした。
読みながら、嫌な気分になったのは、私自身が普通でないといけないと思っているからなのかもしれない。
私もきっと、主人公の妹や周りの人の意見に近い考え方だと思いながら、読みました。