おすすめ度 3.2
感動する ☆
笑える ☆☆
スリル ☆
ほっこり
ビックリ ☆☆
先が気になる ☆☆☆☆
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心に残る ☆
切ない ☆☆
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重い ☆
すいすい読める ☆☆☆
不思議な登場人物と不思議な展開についつい引き込まれていきました。しかし、最後までよくわからなかった。これが伊坂ワールドなのかな?
五股をかけていた星野だがプレーボーイというわけでなく、飄々としたお人好し。巨大な女性繭子は豪快。個性的なこの二人が、個性的な女性五人と別れ話をする。現実味はないが、先が気になる。一体星野はどこに連れていかれるのか
先は気になるが、最後までスッキリとしなかった。
五人の女性と同時に付き合っていた星野一彦が二週間後に身長が二メートル近くもあり風船のように太ったガラの悪い謎の女繭子に謎のバスに乗せられて遠くへ連れていかれることになった。
星野はそれまでに付き合っている五人の女性に別れを告げたいと繭子にお願いする。繭子は自分が付き添うことで了承し、星野と繭子二人で五人の女性に順番に別れを告げにいく。
別れる理由は星野が繭子と結婚するからということにした。
五人の女性もそれぞれタイプが違い個性的。
星野と五人の女性との出会いもユニークで各章の始まりはそのユニークな出会いから始まる。
一人目は星野がスーツ姿で一人で行った苺狩りで出会った女性、廣瀬あかり。
二人目は星野が道路で車を止めて、映画の話しに夢中になった霜月りさ子。
三人目の如月ユミは女泥棒の真似事をする、
四人目の神田那美子は数字に強い、真面目な女性。
五人目は美しい女優有須睦子は別れないと話すばかり。