小説を読むようになってから人生が楽しくなった

小説を読むようになって、時間を有意義に過ごせるようになった。

夜空に突き刺さる太い柱のように見えた

 コンビニの袋を手に、僕はホテルに戻ることにした。出た時とは違う道を帰ったので、ホテルの裏側に出た。塀に沿って歩きながら、僕は建物を見上げた。地上三十階以上ある高層建築ホテルは、夜空に突き刺さる太い柱のように見えた